まじめにおいしい｜尾道市・株式会社純正食品マルシマ

「まじめにおいしい」をモットーに、農薬や化学肥料、食品添加物などをできる限り排除した安全な原料を使用した食品の開発から販売まで、一環して「生命を育む食品」を提供している㈱純正食品マルシマの杢谷正樹社長にインタビューしました。

インターン｜可能
見学｜随時可能

㈱純正食品マルシマさんは、香川の小豆島で醤油を作られていたそうです。できた醤油は大阪に運ばれ、販売されていましたが、尾道や下関にも運ばれ販売されるようになった時代があるそうです。やがて尾道での販売が中心になったことで、会社を尾道に設立されました。マルシマさんは、他の大手企業と差別化を図るため、オーガニック食品や安心・安全な食品を使った製品を生産されています。醤油を代表にお菓子や飲み物など約２０００種類の商品を扱っています。経営理念として、いいものをじっくり作り、良いものを選んでくれるお客様を対象にするという考えを持たれています。食の楽しみなどを伝えたいという想いで活動されています。

Q.会社の経営理念を聞かせてください

「食」と丁寧に付き合うこと、お客様に安心・安全はもちろん、元気になってもらいたい、楽しんでもらいたい、という気持ちが大きいです。と同時に、従業員にもそうした楽しみを持って働いてもらえると嬉しいです。

Q.社員への待遇など福利厚生について教えてください

福利厚生とは少し違いますが、社会保険労務士と顧問契約をして労働条件を整備しています。そしてまた、従業員には仕事以外の場所や環境で新しい経験をしてもらうことによって仕事に対する考え方も商品の扱い方も向上すると考えています。

Q.企業を継続させていく上で、大切に思っていることはなんですか？

まず基本的に食べる人がいて作る人がいるという風に考えています。つまりは食べる人のことを考えて商品を作らなければならないと思っています。例えば私たちは値段が安いものを一番に選びがちですが、本当にそれが身体に良いものかというとそうではなかったりします。ですので、値段が少々高くても買うお客様というのは、添加物を気にしたり、品質の良いものを求めたり、ということになります。そうしたお客様は全体的に少ないですが、そういった要求に応えることによってオリジナルを追求でき、またそれが企業を継続させていく上で大切だと考えています。

Q.社員の方にお聞きします。社長さんはどんな人ですか？

社長はとにかく現場が大好きな方です。関西の店へ行き自らがお客さんに商品を売ったり、生産者へ会いに行きどうやって材料が作られているのかを見たりするそうです。そこまで動く理由は、何でも気になってしまうからだと言っていました。お客さんの反応だったり、生産者の思いを直接感じマルシマの活動に反映させていきたいという思いだそうです。

Q.採用試験はどのような内容ですか？

私が面接官になります。「話した方がおもしろい」と思っているので、履歴書等はあまり重要視しません。会って、話してコミニュケーションを取っているうちに自ずと会社に合う人かどうかは分かります。

Q.尾道市立大学先輩の吉崎さんに質問しました。

社内の雰囲気はどのようですか？また、そのために何か努力をされていますか？
卒業後、地元徳島へ帰り就職されましたが、また尾道に戻られマルシマさんを受けて就職されたそうです。

社員が少ないこともあり、みんな仲良しです。お昼ご飯を社員同士で食べに行ったりもします。食堂もありコミュニケーションをする場が整っています。仕事を円滑に進めていくために、コミュニケーションは必要であるし大切にしています。

社　名 株式会社　純正食品マルシマ
代表取締役 杢谷　正樹

＜本社＞
〒722-0051　広島県尾道市東尾道9番地2
TEL 0848-20-2506／FAX 0848-20-2363
資本金： 1,000万円
創　業 ：昭和31年5月
業　種 ：食品製造・卸し・小売業
取扱い品目： 自然食品（調味料、海産乾物、副食、麺、菓子）石鹸、化粧品類、その他

＜事業所＞
●新高山工場広島県尾道市新高山3丁目1170-162
●高須工場広島県尾道市高須町4丁目4834-9
●定温穀物倉庫（マクロハウス）広島県尾道市新浜1丁目4-49
●高須倉庫広島県尾道市高須町4丁目4834-10
直営小売店
●健康生活マルシマ広島県尾道市高須町4丁目4834-9
●天満屋倉敷店　B1健康食品売場岡山県倉敷市阿知1-7-1
●くらしマルシェ/365「まるマルシェ」広島県広島市西区草津新町2-5-15