株式会社ププレひまわりは、1978年に福山市寺町で「ひまわり薬局」1号店を開店すると共に創業されました。その後1984年に法人化し現在では2000人を超える社員と107店舗の出店をしています。ドラッグストアだけでなく、フェイシャルエステ事業の立ち上げや生鮮食品を扱う店舗の設立なども行っており、広島県だけではなく山陰地方や四国にも店舗を展開しています。今回は人事総務部 採用・教育課で課長を務める田頭さんにお話を伺いました。
インターン|可能
見学|随時可能
<取材メンバー>
尾道市立大学
篠原 彩
福山市立大学
浦上 維織
<インタビューご協力>
株式会社ププレひまわり
田頭 佳代さん
部署名・役職|人事総務部 採用教育課 課長
<田頭課長へのインタビュー>
Q.どうやったら店長になれますか?(浦上)
まず本人になりたいという意思があるかどうかです。登録販売者の資格が必要となってきますが、最も早くて3年目には店長になることができます。これは最低でも実務の経験を2年積まなければならないからです。3年目には店長になれるというのは他のスーパーなどと比べても早いと思います。店長になるためのテストを受けてもらい、新規ポストが空いたところに配属されるという流れになってきます。上司からの評価もひとつのポイントになりますね。研修など従業員の教育にはとても力を入れているのでやる気のある方はどんどんサポートしていきます。
Q.新店舗をつくる際、どのような場所につくりますか?(浦上)
まずは競合環境の分析です。あまり離れておらず、お客様が通いやすいといった点も重要になってきます。それに加え、売上の見込みがあるところにつくります。これは損益分岐点がプラスまでいくかどうかということで、利益が赤字にならないところを見極めることが大切です。これからは、愛媛に新店舗が増えていくと思います。
Q.商品の配置はどのように決めていますか?(浦上)
全店舗にある程度のフォーマットがあります。後は地域の志向に合わせて何を品揃えするか、どこに置くかは変わってきます。さらにお客様の通る通路の順番なども関係してきます。基準となる配置はありますが、その時々に合わせ、店長の采配によって決められます。
Q生鮮食品を取り扱うメリットは何ですか?(浦上)
一言でいうと来店頻度の上昇です。洗剤などの日用品だけだと大体月に2回ほどの来店になりますが、食品を置くことで来てもらう回数を増やしています。デメリットをあげるとすると、食品での利益が出にくい点ですが、食品で利益を得ようとはしていません。そのため食品の値段は安く設定しております。来店頻度があがることで全体的な相乗効果となっています。一人のお客様にたくさん来ていただくことで売上の維持に繋がっています。
Q.他者との差別化はどのようにはかっていますか?(浦上)
人での差別化です。真似できることはいろいろありますが、真似できない人材を目指しています。人づくりにはとても力を入れており、研修の実施などの教育面を大切にしています。
Q.中四国での独立企業としての強みはなんですか?(浦上)
中四国での認知度が高いため、繁盛店がつくりやすいです。さらに、提案が通りやすいです。提案が採用されるまでの流れがスピーディになっています。
Q.これからチャレンジしようと思っていることはありますか?(浦上)
健康と美容の促進です。高齢化が進んでいますが、これからの病院からはベッドの数が少なくなるとされています。そうなると自宅で介護をする人が増えます。なので、高齢者のフォローしていき、地域医療への貢献を目指しています。ただ買い物にくる場所じゃなく、困ったらひまわりに行こうと思ってもらえるように頑張っていきたいです。
Q.現在御社が最も力を注いでいることは何ですか?(篠原)
お客様にどれだけ近づけるか、ということに力を注いでいます。
ドラッグストアの売り上げ上位の会社が持株会社の子会社になっている中、ひまわりは子会社化せず単独での経営を続けています。その理由は、会社の規模が大きくなるほど、何か新しいことを一つするだけでも様々な方面に確認を取らなければならなくなり、機動力が不足するからです。その点一社だけであればすぐに対応することができるので、お客様のご要望にも応えやすくなります。そういったスピーディーな対応ができる強みを生かして、「買い物が楽しい」「ひまわりに行くと色々な悩みが解決できる」と思ってもらえるような人材育成にも力を注いでいます。
Q.採用するにあたってどのような人物を求めていますか?(篠原)
相手あっての仕事ですから、相手の立場に立って物事を考えられる人ですね。それから、「ありがとう」と言われて嬉しいと思うような、人に何かをしてあげることに喜びを感じられる人です。
そういう人でないと仕事のモチベーションや感じ方が変わってくるので。
Q.育児時短制度や準社員制度は2017年12月現在で何名が取得されていますか?(篠原)
一年で10~20人ほど取得人数が増えます。
Q.店舗で働く時、仕事上でいちばん大変なことは何ですか? (篠原)
目標を達成することです。どんな仕事でも、ただ仕事をやればよいというのではなく、自ら立てた目標や店舗での販売目標があります。それがいつもいつものこととなるとやはり大変ですね。
<従業員の1日>
中山 貴仁さん(27)
役職|店長
出身大学|くらしき作陽大学
出身地 |広島県
スケジュール(ある日の1日)
07:00| 店舗への出勤。
08:00|店舗へ到着。昨日の売上の数値の確認、スタッフへの朝礼の準備。
09:00|店舗の開店準備。朝礼で本日の作業の確認を行い、お店の開店の準備を行う。
10:00|店内を確認して売場での不具合の発見。店内で発見した不具合をスタッフと共有して売場の手直しを行ってもらったり品だしやレジ、接客を行ったりします。
12:00|明日の稼動計画の作成、スタッフと売場の作成。明日のスタッフが一日に行う作業の確認を行い、計画を立てる。スタッフには新商品や棚替え等、売場を作成してもらい、評価をします。
18:00|売場の作成の評価をスタッフに伝え、育成を行います。
入社の時に感じていたこと
ひまわりというドラッグストアは働いている方はみんな楽しそうで活き活きとしており、お客様の悩みを解決して感謝もしていただける、やりがいのある職業。
やりがいを感じる時
ドラッグストアにはお客様は体調が悪い方や、綺麗になるための化粧の事が知りたいというお客様に対して、アドバイスをしてお客様から感謝をされることがほかの仕事にはないドラッグストアで働いていないと感じられないやりがいです。
休みの日にすること
休みの日はスポーツが好きなので、フットサルを行ったりします。ほかには映画を見たり娘と遊んだり、家族で買物に行ったりしています。
学生さんへひとこと
学生の皆さんはいろんな可能性がたくさんあります。少しでもやりたいと感じたことには失敗を考えずに積極的にチャレンジして欲しいです。たくさんチャレンジして成功した事も失敗した事も全て自分の経験になるので、いろんな経験をしたうえで自分がやってみたいことを仕事にしてとにかく楽しんでください。
<感想>
尾道市立大学
篠原 彩
今回の取材で、株式会社ププレひまわりが子会社化していない理由は、お客様のためにスピーディーな行動をするためであると分かりました。また、育児時短制度などの子育てを支援する制度がきっちりしていることで、女性が働きやすい環境が整っていると感じました。
相手の立場に立って物事を考えるというのは、どの仕事でも必要とされるものだと思うので、日頃から意識して行動したいと思います。
福山市立大学
浦上 維織
スーパードラッグひまわりは何度か利用したことがあるのですが、生鮮食品コーナーやエステコーナーなどがありほかのドラッグストアとは違った印象を持っていました。今回取材させていただいたことで、地域の人々に寄り添って経営していることがよく伝わりました。ププレひまわりさんは従業員の教育にもとても力を入れており、お客様にも従業員にも優しい企業だと感じました。地域医療に貢献していくというビジョンも明確で、これからの社会において、より欠かせない企業になっていくと思います。
<会社概要>
代表取締役 梶原秀樹
設 立 |昭和59年11月
資本金 |4,900万円
従業員数|2,050名(正社員550名 パート1,500名)(平成30年1月現在)
店 舗 |福山市・尾道市・三原市・府中市・広島市・廿日市市・東広島市・倉敷市・岡山市・笠岡市・津山市・姫路市・出雲市・米子市・松山市、その他隣接地域、107店舗(平成30年1月現在)
インターン|可能
見学 |随時可能
・本社
住 所|広島県福山市西新涯町2丁目10番11号
TEL|(084)957-2678
FAX|(084)957-2307